当財団の第27期プロ・ナトゥーラ・ファンド助成を受けている、
有明海漁民・市民ネットワークが下記の通りシンポジウムを開催いたします。
ご興味のある方は、ぜひお誘いあわせの上、ご参加下さい。
諫早湾潮受け堤防の開門をめぐる裁判の和解協議で、開門に代わる
有明海再生策として国が提示した「基金案」
れは国から地元の漁業団体などに10年間で100億円の対策費を
という和解案ですが、紛争の真の解決は、
です。
2000年冬期の養殖ノリの大不作を受けて組織された有明海ノリ
対策関係調査検討委員会は、有明海の再生のために、
を提言しました。しかし、
の開門を見送り、再生策を審議する新たな場として、有明海・
合調査評価委員会を発足させました。
とめた報告に沿って、この10年間、
たが、有明海の漁業環境は改善せず、
ます。
評価委員会は2016年度中に2回目の報告を取りまとめる予定で
その最終案が審議されています。そこで今回のシンポジウムでは、
委員を務めている研究者の方にもご登壇いただいて、
内容も含めて、これまでの調査研究や対策を検証し、
は再生するのか、その課題について考えていきます。
一般の方を対象にしたシンポジウムですので、
きますよう、よろしくお願いいたします。
●日 時:2017年1月22日(日)午後1時30分〜4時30分
●場 所:佐賀県弁護士会館
〒840-0833 佐賀県佐賀市中の小路7−19
●主 催:諫早湾開門研究者会議/有明海漁民・市民ネットワーク
●参加費:無料
●プログラム
・有明海再生をめぐる動向と課題
陣内隆之 有明海漁民・市民ネットワーク
・基調講演1
有明海奥部と全域における諫早湾潮止め後19年間にわたる
底生動物生息状況の長期変化
東 幹夫 長崎大学名誉教授
元有明海ノリ不作等対策関係調査検討委員
・基調講演2
有明海における環境の長期変化
速水祐一 佐賀大学低平地沿岸海域研究センター准教授
有明海・八代海等総合調査評価委員
・パネルディスカッション
有明海再生のための調査研究・対策の課題
〜評価委員会2016年報告案も含めて〜
パネリスト
東 幹夫 長崎大学名誉教授
小松利光 九州大学名誉教授
有明海・八代海等総合調査評価委員
佐々木克之 元水産庁中央水産研究所室長
堤 裕昭 熊本県立大学環境共生学部教授
速水祐一 佐賀大学低平地沿岸海域研究センター准教授
有明海・八代海等総合調査評価委員
・総 括 高橋 徹 熊本保健科学大学保健科学部教授
●お問い合わせ
有明海漁民・市民ネットワーク東京事務局
TEL/FAX 03-3986-6490 Eメールph@ariake-gyomin.net
※このシンポジウムは、公益財団法人自然保護助成基金第27期
(2016年度)プロ・ナトゥーラ・
※転載大歓迎!
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